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【好評連載中】~リサの行ったつもり世界紀行~ Vol.5
Posted on February 21, 2021 / In: ブログHello, there!
おなじみ、QMお笑い担当、アラフィフりさです。
今日は春の陽気でしたね~
でもあのにっくき「花粉」がすごいのなんのって!!
喉はイガイガ、目はかゆい・・・でも本番はこれからなんでしょうね。
皆さんは花粉症ですか?
さてさて、今回で連載5回目!!
まだまだ続きますよ~
今回は・・・カナダ!!
と言っても実は私自身まだ行ったことないんですよねぇ
私もここでカナダについて学んでみようと思います。
★カナダってこんなに大きいよ!
こちらが、カナダの地図です。
大きいですよね、なんと日本の約27倍の面積!
ロシアに次ぐ、世界第二位の面積を誇ります。
★カナダには10の州と3つの準州があるよ!
今回ご紹介する、特派員が住んでいるのは、オンタリオ州。
オンタリオ州はカナダの首都オタワをはじめ、近代的なカナダ最大の都市トロント、そして世界三大瀑布のひとつとして有名なナイアガラの滝がある世界屈指の観光名所が共存する魅力の州です。
北米大陸の5大湖のうち4湖までがオンタリオ州に面しているほか、国立公園、州立公園も多く、四季を通じて美しい自然に恵まれた地域です。
黄色く囲ってあるのが、オンタリオ州
★カナダの公用語は英語とフランス語の2つ!
国の公用語は、英語とフランス語。かつてイギリスとフランスの植民地が同時に存在し、その二つの地域が統合してカナダが独立したという歴史的背景があり、両言語話者に配慮して二言語国家となりました。英語話者は人口の6割程度、フランス語話者は2割程度。残りは、二つ以上の母語をもつか、英仏以外の母語をもつといわれています。法律で、お菓子などの商品パッケージには片面に英語表記、もう片面はフランス語で表記することが決まっていて、道路標識なども英語・フランス語が併記されています。
★カナダは移民国家!
カナダ最大都市、トロントは特にインターナショナル。
おしゃれなイタリアンレストランが並ぶ「リトル・イタリー」、ハングルがあふれる「コリアン・タウン」、活気に満ちた「チャイナ・タウン」、エキゾチックな雰囲気漂う「グリーク・タウン」、トロントのダウンタウンで世界一周ができてしまいます。エスニック・コミュニティは隣り合っていても決して交わらず、淡々と自分たちの生活スタイルを維持しています。
コリアン・タウンです。ハングルだらけでカナダとは思えませんね
前置きがすっかり長くなりましたが、今回の特派員をここでご紹介しましょう。
Masayo特派員です~~
Masayoさんと私は、某大手英会話スクール、イーオ○の同期なんです。
東海地区全体でその時採用されたのが10名ほど。
愛知県だけでなく、浜松や鈴鹿から2週間毎日名古屋まで通い、
名古屋駅前のビルで鬼教官からビシバシしごかれたのを覚えています。
翌日の準備で眠れない日々が続き、最後の方はみんなふらふらしていましたが、
なんとか研修をクリア。
Masayoさんはある意味戦友でもあります。
研修後、私は犬山校へ。Masayoさんは岩倉校へ。
勤務地が近かったので、その後も交流が続きました。
そんなMasayoさんは、その後カナダ人男性と結婚。
トロント近郊の町へ移住し、二人の男の子をもうけます。
では、Masayoさんにトロントの近況を聞いてみましょう!
Q: 新型コロナウィルスの感染状況はどのような感じですか?
私達の住んでいるオンタリオ州は、12月26日からロックダウンになり、食料の買い物、仕事、エクササイズ以外は家から出ないよいにと政府が呼びかけていましたが、2月9日に全面的なロックダウンは終了しました。しかし、トロントなどの人口の多い地域は3月8日まで在宅指示が出ています。
ちなみに、2月18日の国内の感染者数は3,316人です。
Q: 今、学校はどのような状況ですか?
冬休み後からオンライン授業のみとなっていましたが、2月16日に通常クラスが再開されました。
ずっとお友だちと遊べなくて寂しい思いをしていましたが、やっと通学できるようになってとても喜んでいます。
また、教育省は、当初3月15日からとしていた春休みを4月12~16日に1か月延期すると発表しました。
Q: そちらの教育システムを教えてください。
オンタリオ州の義務教育は、6歳から18歳までです。
公立の学校と私立の学校があり、95%の子どもは、公立の学校に通います。
公立の学校の教育言語は、二言語主義に基づき、フランス語話者の権利が手厚く保護されています。
フランス語話者は、母語話者のためのフレンチ・スクールを選ぶことができます。
非フランス語話者は、教育言語を英語かフランス語か選ぶことができ、英語メインのイングリッシュ・スクールか、フランス語メインのフレンチ・イマージョン・スクールに通います。
つまり、公立のフランス語の学校としては二種類あり、一つはフランス語母語話者のためのフレンチ・スクール、もう一つは非母語話者のためのフレンチ・イマージョン・スクールです。
カナダの政府系の仕事ではフランス語力が必須となるため、家庭内言語がフランス語でなくても、フレンチ・イマージョンの学校に通う子どもは少なくありません。
イングリッシュ・スクールでも、4年生から第二外国語として、フランス語の授業が必修となります。
そして、上記の学校すべてに、カトリックの学校があり、カトリックを信仰する両親をもつ児童のみが入学できます。
Q: 宿題はありますか?
小学校、中学校は宿題はほとんどありません。
学校でやりきれなかった課題を持ってくる事はありました。
高校に入ると宿題は沢山でます。
Q: 日本と比べて、カナダはここが違うというのはどこですか。
これは個人によって違うと思いますが、子どもの教育の考え方で日本との違いを感じるのは、親や学校があまりプッシュしないところです。
例えば日本では小さな頃から塾に行くのが当たり前ですが、こちらではほとんどありません。
高校受験もなく、高校は住んでいる学区で行きます。
大学に入るのも高校の成績を出すので入学試験はないです。
テストのプレッシャーはないですが、高校でしっかりと成績を保っていなければいけません。
これは大人も子どもも当てはまるんですが、あまり人の事を干渉しないような気がします。
外見や個性など、良い意味でお互いを尊重している気がします。
Q: お勧めの場所や食べ物は?
特にナイアガラの滝は見てもらいたいですね。トロントから1時間半くらいです。
食べ物はプーティーンです。
ポテトにグレイビーとチーズがのっています。これはフレンチカナディアン特有の一品です。
カナダは自然がいっぱいで、素敵な所ですよ!
いつか必ず遊びに来てくださいね!! (by Masayo)
プーティーン(poutine)
他にもオンタリオ州の名所をいくつかご紹介します!
CNタワー。高さ553Mのタワーは、トロントのランドマーク!
展望台の外を歩く「エッジ・ウオーク」!いつか試してみたい!!
ディスティラリー・ディストリクト。かつてウイスキー工場があった場所。歴史保護地区にも指定されており、ショッピング、ダイニングが一度に楽しめます。
セント・ローレンス・マーケット。200年以上も前から市民の台所として賑わってきたマーケットです。お土産はここでゲット!
ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ。ナイアガラの滝の裏側を見学できます。
今日はオンタリオ州だけをご紹介しましたが、カナダは大きい!
他の地方のことも知りたくなりましたね。
早く行けるようにならないかな~~と思っていたら、
目に入ってきた悪い知らせ・・・
カナダのフラッグ・キャリア、エアカナダはスタッフ約1,500人と管理職の一部を一時解雇すると発表。
先週からバンクーバー~東京成田を含む17路線を新たに運航停止にしました。
元通りになるのに、何年かかるんだろう・・・
その間は妄想を膨らませて、りさと一緒に世界旅行へ行きましょう!!
次回もお楽しみに~~