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【好評連載中】~リサの行ったつもり世界紀行~
Posted on January 31, 2021 / In: ブログHello, there!
まいど、QMお笑い担当、リサです(^O^)/
先週から勝手にスタートした、コロナ禍を乗り切ろう特別企画
『リサの行ったつもり世界紀行』!!
おかげさまで、「読みました!」「次が楽しみです!」などの嬉しいお声を頂いております
ありがとうございます!
さてさて、第2回目の今回は皆さんをリトアニアへご案内しますよ~
「リトアニア」、英語ではLithuania、リスエイニアと発音します。
皆さん耳にされたことがあるとは思いますが、きっと「聞いたことあるけど・・え?どこ?」というリアクションをとられるのではないでしょうか。
リトアニアはバルト三国のひとつ。
そうそう!小学生クラスでやってるフォニックス世界の国バージョンの中にも、バルト三国が出てきますよね?
E e e Estonia! L l l Latvia!
あれ?リトアニアがないやん!!
そう、残念ながらヨーロッパ国内でもエストニアとラトビアに比べて少々マイナーなイメージがあるんですよ~
バルト三国の最南端に位置します。最も行きやすいルートはフィンランド航空利用のヘルシンキ経由ですね
あと、歴史好きな方は「杉原千畝」氏はご存じですよね?
「日本のシンドラー」と呼ばれる方です。
第二次世界大戦中、当時のリトアニアの首都カウナスで、日本領事代理だった杉原氏は、ナチス・ドイツの迫害によりポーランドなどからリトアニアに逃れてきた多くのユダヤ人に日本の通過ビザ(査証)を発行したことで知られています。 現在の首都ビリニュスには「スギハラ」と名の付いた通りもあるほど、リトアニア人には広く知られた人物です。
ちなみに、母校である愛知県立瑞陵高校には彼の功績を解説した展示施設がありますよ。
リトアニアでは切手になっているほど有名人です
ここで、今回の特派員をご紹介したいと思います~~パフ!パフ!!
Yoshiko特派員の登場でーーす!!
Yoshikoちゃんとは、私がロンドンで勤務している時に知り合いました。
Yoshikoちゃんは、奈良県出身。
ご実家が造園業を営んでいて、自然と自身もガーデニングに興味を持ち、
20台前半に一念発起して本場イギリスでガーデニングを勉強しに単身渡英。
ロンドンの南東部に位置する「ケント州」(俗称、イングランドの庭園)にある広大な敷地を所有するお屋敷に住み込みで専属庭師の手ほどきを受けながら勉強していた時に、共通の友人を介して知り合いました。
ちなみに、Yoshikoちゃんのご主人も同時期にロンドンに駐在していて、実はYoshikoちゃんよりも彼女のご主人との方が友人歴は長いんです。しょっちゅう一緒につるんで遊んでました(笑)
そうそう、Yoshikoちゃんとご主人を引き合わせたのは、何を隠そうこのわたし。
キューピッドだったのですよ~
その後、帰国して晴れて夫婦となったYoshikoちゃんと、ご主人K。
国内大手メーカーに勤めるKはちょうど2年前の今頃、リトアニア転勤の辞令が出ます。
当時高3だった長女は日本に残って祖父母と同居することに。
小学校高学年だった長男とYoshikoちゃんはKと一緒にリトアニアに行くことを決断します。
もうすぐリトアニア在住2年になる、Yoshiko特派員に未知の国リトアニアについて聞いてみましょう!
―リトアニアの新型コロナウイルスの感染状況を教えてください。
過去2週間の10万人あたりの感染者数は666.1人。
第2波では11月頃から感染者が増え始めて
12月には10万人あたり1200人、
人口比感染者数では世界一という不名誉な
記録となりました。
最も感染者数が多かったのがクリスマス時期
で3900人にまで増えました。
12月半ばにスーパー・医療機関を除くすべての
店舗の閉店を決め、学校もオンラインに
移行しました。国内移動の制限も設けられています。
プライベートでの人との接触も屋内は家族のみ、
公共施設では2人までなど細かいルールが
設けられています。
―息子さんは現地ではどんな学校に通っていますか。
息子が通う学校は幼稚園から高校までのアメリカンインターナショナルです。
各学年ごとにひとクラスですが、ひとクラス約20名くらいです。
学年ごとに人数編成が異なりますが、息子のクラスは半分がリトアニア人で残りは約10か国の外国籍です。
担任はネイティブですが、副担任はリトアニア人。
息子は英語が全く話せない状態で編入しました。
国語にあたる授業では別の教室で第二外国語としての英語の授業をリトアニア人の先生から習いました。
英語の本の音読を同級生に聞いてもらい、発音などを直してもらうなどのサポートもありました。
現地校のシステムは良く知らないのですが、ロシアからの独立後、小学校から英語は必須科目なので30代半ば以下のリトアニア人はほぼ英語が話せます。
―今はオンラインでの授業ですか。
息子が通うのはインターナショナルスクール
ですが、Grade5以上(Grade5はLower School)は
オンラインとなっています。
Lower School のGrade 5 のみオンラインなのは
学年の区切りがリトアニア現地校と異なるためです Grade4以下の学年は通学しています。
感染者数が減少傾向にあるので今後は少しずつ登校できる機会が増えることを期待しています。
学校単位で半数の生徒数に制限するなどの方法が取られ(12月と同様)Middle School とHigh Schoolの
登校日が交互に設けられる予定です。
―宿題はありますか。
あります!
しかもオンライン授業のほうが多いようです。
毎日2時間半かかります。
文章を書いて提出するだけでなく、自分で意見を
述べる動画を提出することもあります。
音楽や美術も課題があります。
―日本との違いは?
◎日本に比べて良いところ
教育面では英語教育。
物価が安い(日本のほぼ3分の1)
公共交通機関がIT化され利用しやすい
リトアニア語がわからなくてもアプリで
バスルート検索や地図検索でき、移動しやすい
タクシーも同様で地名が読めなくても利用可。
杉原千畝のおかげで日本には好感を持つ人が多い
都市部でも自然豊か
市内から気球に乗ることができる
人口密度が少なく、ストレスが少ない
女性が綺麗!←主人の意見。男性もイケメン!
✖日本に比べて悪いところ
業者の対応が遅い(海外への流出のため)
ゴミの廃棄方法(土に埋める)
冬の日が短く、晴れの日が少ない。
車の運転が少し乱暴。
―リトアニアのおすすめスポットをおしえてください。
カウナスの杉原千畝記念館
Gedimino城 高台から旧市街を一望できる
聖アンナ教会 (ナポレオンがフランスに持ち帰りたいと言った美しい教会)
UNO PARK ジップラインが楽しめます
Belmontas 川沿いのレストランや散策ルート
―名物料理で美味しいと思ったものは?
カフェがたくさんあり、コーヒーが美味しい。1杯1ユーロ(約125円)くらい。
チーズ、ジャガイモが美味しい
キビナイ(ひき肉を固いパイ生地で包んだもの)
ツェペリナイ(ひき肉をジャガイモで包んだもの)
キビナイ
ツェペリナイ
それでは、Yoshiko特派員が撮影した四季折々のリトアニアの風景をご覧ください
自宅から見える気球たち~(6月24日撮影)
UNO PARKのジップライン(7月18日撮影)
ビリニュス市内の公園にて(10月8日撮影)
Belmontas川沿いを散策しているところ(11月1日撮影)
首都ビリニュスの旧市街を流れる「ネリス川」の夕焼け(11月4日撮影)
雪化粧のゲディミノ城(1月15日撮影)
半分凍ったネリス川(1月19日撮影)
最新画像!先週の水曜日にドカ雪が降ったようです(1月28日撮影)
雪だるまもリトアニアサイズ!(1月28日撮影)
まだまだ厳しい寒さが続きそうなリトアニアですね。
Yoshiko一家がリトアニアにいる間に一度訪れてみたいものです。
それでは、今週はこのへんで!
次回のネタも着々と飛び込んできておりますので、来週もお楽しみに!!
Cheerio~